推薦本&映画/第27回(本:Gab・映画:ちま) 感想会第6期1回目
参加者:だばだ・ちま・そのた・フイベ・Gab・Dr
2022年9月24日(土)13:00~/Zoomにて
本:Gab→縊死体 (夢野久作)
映画:ちま→ミッドナイト・イン・パリ
感想会も第6期が始まりました、通算で27回目です。
本のお題は、各自くじで引いた人物への推薦本。
映画お題は、聖地巡礼に行きたくなる映画、です。
今回はDrが仕事中に車の中から参加、そのた、は夕方から外出予定、ということで先に二人から本と映画の感想を聞き、そのあとは今まで通り本と映画それぞれ一人ずつ語る、という形で実施です。
それにしてもDrは忙しいねぇ。
あ、持ち越しのDrの映画は、Gabさんが紛失するというアクシデントを起こし、再度持ち越しです。

2022年9月24日(土)13:00~/Zoomにて
本:Gab→縊死体 (夢野久作)
映画:ちま→ミッドナイト・イン・パリ
感想会も第6期が始まりました、通算で27回目です。
本のお題は、各自くじで引いた人物への推薦本。
映画お題は、聖地巡礼に行きたくなる映画、です。
今回はDrが仕事中に車の中から参加、そのた、は夕方から外出予定、ということで先に二人から本と映画の感想を聞き、そのあとは今まで通り本と映画それぞれ一人ずつ語る、という形で実施です。
それにしてもDrは忙しいねぇ。
あ、持ち越しのDrの映画は、Gabさんが紛失するというアクシデントを起こし、再度持ち越しです。

【本:Gab→縊死体 (夢野久作)】
質問
①この本はGabさんからフイベ、への推薦本ですが、イメージ有ってますか?
②ラストをどう捉えます?
Dr (語りをそのまま)
まず、言い訳をさせてほしい!実家にあると思ったらこの本だけない!手に入れようとするもどうしてもこの本だけない!仕方ないからネットで読んだ。で、ト書きなのが―――
とここまでDrが語って皆からの突っ込み
「は?ト書き!!??」
Dr、どうやら舞台シナリオ集を読んだらしい、何故そんな間違いが起こるのか?普通に探したらそんなものを探し出す方が難しいのではないだろうか?相変わらず不可思議な確率を生きている男だ。極めて短い短編であるし、どうやら内容も同じなのでそのままで話を続けることに。
①推薦イメージは、成程、と。
前回、フイベが課題として出した本『綺譚を売る店』に雰囲気の似ているお話だったことからそう思ったそうです。
②お化けの話である。
足元に落ちていた新聞を読むまでは生きていた→拾った辺りから世界戦が分かれる、オカルトのお話。
結論、悪いことしちゃだめだね。
そのた
①イメージあってる
②世にも奇妙な物語の原型がコレなのかな?漫画で読みたい→漫画あるそうで、推薦者のGabさんは漫画から入ったそう。
よくできた話と思う、初出が1933年(昭和8年)戦前。
ラストは、全部が狂人の話なのかな?と。
だばだ
①あってるよね
②自分が読んだ本では作品の並び的に『狂人は嗤う』の次の作品なので初めからくるっているように読める、途中で変わっている感じはなかった。
ちま
①久作=夢二さんの手ぬぐいのイメージ→フイベさんの前回推薦本、芦辺拓さんに近い感じでしっくりくる感じ
②シックスセンス風なお話。娘に自分が殺されている、娘が殺した理由が最後の一文。加害者のつもりが被害者、
殺した理由については、そもそもの『大切すぎて壊した』というのが娘も同じだったのか、又は『私の気持ちが分かる?』という事で、娘の方でも、『誰にも渡さない』というつもりだったのか『迷惑だったのよ』だったのか?は未だ結論が出せずにいます。
フイベ
①私への推薦本に夢野久作―――そうですか、そうですね、そうですとも。と。
ええ、好きですよ、こういうお話。特に!『髪を桃割れに結って振袖を着た娘が綺麗すぎて殺害』なんて、そりゃあもうど真ん中な所を突いておりますよ。
そうして事前に「この中から推薦しようと思うけど読んだのある?」と知らされた作品(桜の樹の下には・人間椅子・刺青・桜の森の満開の下)はこの作品除いてみな読書済み(有名だもの)確り好み押さえてくるなぁ。流石、さすがですGabさん、長い付き合いだけのことはある。
②初めから狂人のうわ言、に一票。どこかの隔離病棟でベットの上で話している内容がこのお話、というイメージ。JETさんの漫画の絵柄で脳内再生されたので、特にそういったお話し的オチが想像されました。
Gabさん的には、物語は狂人のお話、といいうイメージだったそうです。
ただ、町中に普通に存在する感じで、病院にいる訳では無いと、狂っているのは『殺さないと自分がおかしくなる』
と思ってしまったところでは?とのこと。
【映画:ちま→ミッドナイト・イン・パリ】
質問
①見てもらって行ってみたいと思いましたか?思ったとしたら何処に行きたいですか?
Dr (まず語りそのまま)
実は、Amazonで購入して昨日見た。丁度、息子が帰ってくるというので一緒に見たのだけれど・・・和訳のないものを買っていた!!!(←何で君にはそういう事ばかり起こるんだろうな??)
全員:どうやって見たの?そりゃ、君は英語それでも出来る方だろうけど
Dr:英語字幕を出して、その都度停止して和訳した
全員:・・・大変だったな
Dr:こんなに大変な映画鑑賞は久しぶりだった。
(そりゃそうだろうよ、息子さんも付き合って一緒に見てくれたそうです、良い子や)
で、感想
ラストの雨のシーンが良かった、あそこの橋。
あと、主人公がタイムトラベル先で見せる顔芸が素晴らしかった。
そのた
パリにはいきたくなる、あんな間接照明なの?今の時代に撮影してもあんな風に撮れるんだ、と思って行きたくなった。ガラスの建物!ガラスの建物有るんだー!パリーーーって感じ(語彙力)
映画は、パパヘミングウェイがカッコいい、ダリがダリ。
しかし、どうやって時代を行き来するのか気になる。
面白い映画でした。
フイベ
パリには行きたし、お金無し。
夜のパリが綺麗~(語彙力)日本だと、一つの町、何処を切り取っても大丈夫、っていう町無いよねぇ、通り一つ二つならあるんだけど、なんでしょうね?石造りだから?
物語は結論が思ったよりしっかりと描かれる映画でした、夢物語じゃなくて『過去を求めても本当に生きることは出来ない、生きるなら今を生きないと』という着地点。
分からないことが幾つか・・・まず、レコード屋さんの娘さん、初めに主人公と会った時にとても不可思議な顔をして物思いに沈むので、実は『向こうの世界でアドリアナ(デザイナー)と結ばれて、その子孫』かと思ったのですが…違いましたね。で、そう思った原因の一つが、古本屋で手に入れたアドリアナの日記、ここにイヤリングを貰いご飯を食べて結ばれる、と書いてあったが、実際にはそうはならず・・・はて?どこでバタフライエフェクトが起こったのか?
ま、幾つもある世界線、どこかで何かが変わったんだろう。
Gab
パリに行きたい?もちろんだよ!
初めのシーン、日常を長めに写すシーンがハリウッドと違う感じ。雨のシーンが良いな。
ファンタジーとしてみないとダメだよね、だからちょっと最後の着地が現実味過ぎた気がする、無効に残るも有りかと。
偉人達たのしい。
だばだ
えー、映画を見れておりません。
PVのみ見ました!
よってPVで話します←ある意味凄い
パリ、ずるい!!音楽も上手、映像はショットショットですべて絵になる、ずるい!ずっと変わらないから?硝子と石だから?ずっといっしょなのずるい!
以上!
ちまさん的には
タイムトラベルのキーになる『車に乗るまでに待っている階段』がイイ!そうです。
尚、この作品以外に京都を主題にした映画も考えたとのこと、ただしそちらの映画だと「ずっと食べてるお話だったの」という事で、こちらの映画に。あと、この主人公役の方は『ナイトミュージアム』でフィギアの兵隊の中にいるそうで、「あの人、主役を張る人だったのか!」と。ナイトミュージアムも推薦に考えたが、博物館の中ばかりだしな、と思いやめたとのこと。
なんかとってもキチンと『聖地巡礼』を考えられていて、少し私は謝っときました。
だってさー、グッド・オーメンズは周りの風景そりゃ公園とかガラス張りのエレベーターとか特徴的なところあるけど、映像綺麗だし凝っているけど、この映画程風景に重きは置いていない…ごめんなさい、作品観てほしいので多少こじつけてます!
とここまでが推薦者質問と答え。
今回は個人的興味からプラスして『ミッドナイト・イン・パリ』に出てくる教授(ポール)についてどう思ったかを聞いてみました。
みなさんの感想。
・嫌味がワザとらしい、すさまじく鼻持ちならない
・「自分は意識せずにやってますよ~、悪気はないですよ~」と見せかけて皮肉を言っている!あれは計画的に挑発しているんだ!
・夢を追っている人(主人公)に対して大人な対応なんだけど、それって嫉妬してるんじゃないかな?
・主人公に張り合っていて、主人公もそれに張り合ってて、火に油を注ぐ感じ
・この人はタイムトラベル出来ないよね
・結局のところポールが言っていたこと『それは懐古主義だ』が正しかった、ということになるのか、イヤミキャラが正論を突いていた。
以上です。
久しぶりに(途中抜けいたけど)全員で感想会ができましたね~。
次は12月3日(土)
本:フイベ→ペンギンの憂鬱
映画:そのた→タイガー&ドラゴン (ドランスペシャル『三枚起請』、連ドラ1話目『芝浜』)
もしかしたら野外で焚火を囲んでの感想会になるかもです。
また、近くなったら詰めましょう。
質問
①この本はGabさんからフイベ、への推薦本ですが、イメージ有ってますか?
②ラストをどう捉えます?
Dr (語りをそのまま)
まず、言い訳をさせてほしい!実家にあると思ったらこの本だけない!手に入れようとするもどうしてもこの本だけない!仕方ないからネットで読んだ。で、ト書きなのが―――
とここまでDrが語って皆からの突っ込み
「は?ト書き!!??」
Dr、どうやら舞台シナリオ集を読んだらしい、何故そんな間違いが起こるのか?普通に探したらそんなものを探し出す方が難しいのではないだろうか?相変わらず不可思議な確率を生きている男だ。極めて短い短編であるし、どうやら内容も同じなのでそのままで話を続けることに。
①推薦イメージは、成程、と。
前回、フイベが課題として出した本『綺譚を売る店』に雰囲気の似ているお話だったことからそう思ったそうです。
②お化けの話である。
足元に落ちていた新聞を読むまでは生きていた→拾った辺りから世界戦が分かれる、オカルトのお話。
結論、悪いことしちゃだめだね。
そのた
①イメージあってる
②世にも奇妙な物語の原型がコレなのかな?漫画で読みたい→漫画あるそうで、推薦者のGabさんは漫画から入ったそう。
よくできた話と思う、初出が1933年(昭和8年)戦前。
ラストは、全部が狂人の話なのかな?と。
だばだ
①あってるよね
②自分が読んだ本では作品の並び的に『狂人は嗤う』の次の作品なので初めからくるっているように読める、途中で変わっている感じはなかった。
ちま
①久作=夢二さんの手ぬぐいのイメージ→フイベさんの前回推薦本、芦辺拓さんに近い感じでしっくりくる感じ
②シックスセンス風なお話。娘に自分が殺されている、娘が殺した理由が最後の一文。加害者のつもりが被害者、
殺した理由については、そもそもの『大切すぎて壊した』というのが娘も同じだったのか、又は『私の気持ちが分かる?』という事で、娘の方でも、『誰にも渡さない』というつもりだったのか『迷惑だったのよ』だったのか?は未だ結論が出せずにいます。
フイベ
①私への推薦本に夢野久作―――そうですか、そうですね、そうですとも。と。
ええ、好きですよ、こういうお話。特に!『髪を桃割れに結って振袖を着た娘が綺麗すぎて殺害』なんて、そりゃあもうど真ん中な所を突いておりますよ。
そうして事前に「この中から推薦しようと思うけど読んだのある?」と知らされた作品(桜の樹の下には・人間椅子・刺青・桜の森の満開の下)はこの作品除いてみな読書済み(有名だもの)確り好み押さえてくるなぁ。流石、さすがですGabさん、長い付き合いだけのことはある。
②初めから狂人のうわ言、に一票。どこかの隔離病棟でベットの上で話している内容がこのお話、というイメージ。JETさんの漫画の絵柄で脳内再生されたので、特にそういったお話し的オチが想像されました。
Gabさん的には、物語は狂人のお話、といいうイメージだったそうです。
ただ、町中に普通に存在する感じで、病院にいる訳では無いと、狂っているのは『殺さないと自分がおかしくなる』
と思ってしまったところでは?とのこと。
【映画:ちま→ミッドナイト・イン・パリ】
質問
①見てもらって行ってみたいと思いましたか?思ったとしたら何処に行きたいですか?
Dr (まず語りそのまま)
実は、Amazonで購入して昨日見た。丁度、息子が帰ってくるというので一緒に見たのだけれど・・・和訳のないものを買っていた!!!(←何で君にはそういう事ばかり起こるんだろうな??)
全員:どうやって見たの?そりゃ、君は英語それでも出来る方だろうけど
Dr:英語字幕を出して、その都度停止して和訳した
全員:・・・大変だったな
Dr:こんなに大変な映画鑑賞は久しぶりだった。
(そりゃそうだろうよ、息子さんも付き合って一緒に見てくれたそうです、良い子や)
で、感想
ラストの雨のシーンが良かった、あそこの橋。
あと、主人公がタイムトラベル先で見せる顔芸が素晴らしかった。
そのた
パリにはいきたくなる、あんな間接照明なの?今の時代に撮影してもあんな風に撮れるんだ、と思って行きたくなった。ガラスの建物!ガラスの建物有るんだー!パリーーーって感じ(語彙力)
映画は、パパヘミングウェイがカッコいい、ダリがダリ。
しかし、どうやって時代を行き来するのか気になる。
面白い映画でした。
フイベ
パリには行きたし、お金無し。
夜のパリが綺麗~(語彙力)日本だと、一つの町、何処を切り取っても大丈夫、っていう町無いよねぇ、通り一つ二つならあるんだけど、なんでしょうね?石造りだから?
物語は結論が思ったよりしっかりと描かれる映画でした、夢物語じゃなくて『過去を求めても本当に生きることは出来ない、生きるなら今を生きないと』という着地点。
分からないことが幾つか・・・まず、レコード屋さんの娘さん、初めに主人公と会った時にとても不可思議な顔をして物思いに沈むので、実は『向こうの世界でアドリアナ(デザイナー)と結ばれて、その子孫』かと思ったのですが…違いましたね。で、そう思った原因の一つが、古本屋で手に入れたアドリアナの日記、ここにイヤリングを貰いご飯を食べて結ばれる、と書いてあったが、実際にはそうはならず・・・はて?どこでバタフライエフェクトが起こったのか?
ま、幾つもある世界線、どこかで何かが変わったんだろう。
Gab
パリに行きたい?もちろんだよ!
初めのシーン、日常を長めに写すシーンがハリウッドと違う感じ。雨のシーンが良いな。
ファンタジーとしてみないとダメだよね、だからちょっと最後の着地が現実味過ぎた気がする、無効に残るも有りかと。
偉人達たのしい。
だばだ
えー、映画を見れておりません。
PVのみ見ました!
よってPVで話します←ある意味凄い
パリ、ずるい!!音楽も上手、映像はショットショットですべて絵になる、ずるい!ずっと変わらないから?硝子と石だから?ずっといっしょなのずるい!
以上!
ちまさん的には
タイムトラベルのキーになる『車に乗るまでに待っている階段』がイイ!そうです。
尚、この作品以外に京都を主題にした映画も考えたとのこと、ただしそちらの映画だと「ずっと食べてるお話だったの」という事で、こちらの映画に。あと、この主人公役の方は『ナイトミュージアム』でフィギアの兵隊の中にいるそうで、「あの人、主役を張る人だったのか!」と。ナイトミュージアムも推薦に考えたが、博物館の中ばかりだしな、と思いやめたとのこと。
なんかとってもキチンと『聖地巡礼』を考えられていて、少し私は謝っときました。
だってさー、グッド・オーメンズは周りの風景そりゃ公園とかガラス張りのエレベーターとか特徴的なところあるけど、映像綺麗だし凝っているけど、この映画程風景に重きは置いていない…ごめんなさい、作品観てほしいので多少こじつけてます!
とここまでが推薦者質問と答え。
今回は個人的興味からプラスして『ミッドナイト・イン・パリ』に出てくる教授(ポール)についてどう思ったかを聞いてみました。
みなさんの感想。
・嫌味がワザとらしい、すさまじく鼻持ちならない
・「自分は意識せずにやってますよ~、悪気はないですよ~」と見せかけて皮肉を言っている!あれは計画的に挑発しているんだ!
・夢を追っている人(主人公)に対して大人な対応なんだけど、それって嫉妬してるんじゃないかな?
・主人公に張り合っていて、主人公もそれに張り合ってて、火に油を注ぐ感じ
・この人はタイムトラベル出来ないよね
・結局のところポールが言っていたこと『それは懐古主義だ』が正しかった、ということになるのか、イヤミキャラが正論を突いていた。
以上です。
久しぶりに(途中抜けいたけど)全員で感想会ができましたね~。
次は12月3日(土)
本:フイベ→ペンギンの憂鬱
映画:そのた→タイガー&ドラゴン (ドランスペシャル『三枚起請』、連ドラ1話目『芝浜』)
もしかしたら野外で焚火を囲んでの感想会になるかもです。
また、近くなったら詰めましょう。